代表者あいさつ

 

やさしい心と実践的教育がプロへの扉を開きます。

学校法人仙都学園 理事長
有限会社仙都動物病院 会長

茂木 國男

  我が国における少子高齢化に伴い、家庭の中で愛玩動物(ペット)と一緒に暮らすことの意味合いはとても大切になっています。それは我が子同様であり、ある時は兄弟であり、またある時はお孫さんでもあるでしょう。いつも家庭の中心になって、こころ和ませてくれています。このことは社会が成熟し豊かな暮らしになった証でもあります。その動物たちの命を預かる動物病院で働く獣医師、愛玩動物看護師、トリマーなどのスタッフ達は、日夜それぞれのご家庭の幸せを願い活動しています。

  一方、動物病院においては高度医療の求めに応じて設備の高度化に伴い高い知識と技術が求められています。そうした社会のニーズに応えられる愛玩動物看護師の養成機関としての役割を担っていくことが本校の使命と考えています。

 本校の特徴の一つでもあります多くの動物と触れ合うことにより、多様な動物のこころを読み取り、適切に対処できるよう取り組んでいます。 そして動物にやさしく接し、飼い主さんの気持ちが理解でき、思いやりのある愛玩動物看護師そしてトリマーに育っていただくことを願っています。

履歴

昭和42年 岩手大学 農学部 獣医学科 卒業
昭和45年 仙台市青葉区に仙都動物病院 開業
平成10年 仙台市泉区に東北動物看護学院 開校

役職歴

昭和49年 (協)仙台獣医師会 会計理事
昭和51年 (協)仙台獣医師会 監事
昭和54~55年 (社)日本動物病院福祉協会 東日本代表ディレクター
昭和59年 日本小動物獣医師会 常任理事
昭和62年 (社)日本獣医師会 AHT制度検討委員会 委員長
昭和62~63年 (社)日本動物病院福祉協会 総務理事
昭和63~平成3年 (協)仙台獣医師会 専務理事
平成12~16年 (協)仙台獣医師会 専務理事
平成12~16年 (社)仙台市獣医師会 理事
平成16~17年 (社)仙台市獣医師会 副会長
平成17年~23年 (社)仙台市獣医師会 会長

褒章

平成24年7月 仙台市 市政功労者賞 受賞

共同執筆

新・小動物看護用語辞典(出版社:㈱インターズー)

 

 

大好きな動物を通して人の役に立つ仕事、
愛玩動物看護師を目指してみませんか

専門学校東北動物看護学院 学校長

茂木 敏伸

 現在の日本において、愛玩動物(ペット)を取り巻く環境は大きく変化しています。 「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)」が1973年に制定されて以降、幾度かの改定が行われ、ついに2019年「愛玩動物看護師法」が制定されました。これにより年々高度化する小動物医療現場における動物看護業務に携わる専門職が国家資格として誕生しました。

 愛玩動物看護師は、今や動物病院における円滑な獣医療サービスを提供する上で必要不可欠な存在であり、その業務内容は多岐に亘ります。そのため必要とされる知識・技術をより実践的に幅広く学ぶことが重要です。本校では臨床経験の豊富な獣医師、愛玩動物看護師を中心に現場で必要とされる知識・技術の習得を目指しております。

 また本校では、多くの飼育動物がおります。彼らのお世話を学生たち自ら行うことで、様々な動物の特性を知り、動物たちの気持ちを理解し、命を扱う責任と小さな変化にも気づくことができる愛玩動物看護師の育成を目指しています。

 愛玩動物看護師は、家族の一員である大切なペットの命と健康を守るとても重要な仕事であり、またその飼い主さんの心までも救うことができるとてもやりがいのある職業です。 

 大好きな動物を通して人の役に立つ仕事、愛玩動物看護師を目指してみませんか。